【XSERVER】サーバー移管・ドメイン移管の方法詳細

業務でサーバー移管をする事になりまして、サーバー移管のやり方はもちろん、移管後にエラーで焦ったので、皆様のお役にたてると嬉しいです(*´∀`*)

 環境

 移管元

  • ドメイン:ムームードメイン
  • サーバー:XSERVER
  • PHP:(見るのを忘れました)
  • MySQL:5.0

  移管先

  • ドメイン:XSERVER
  • サーバー:XSERVER
  • PHP:5.3.13
  • MySQL:5.5

  移管するもの

  • HTMLの静的なウェブサイト
  • ECCUBE2

 

今回はXSERVERからXSERVERへの移管なので、XSERVER内では同じドメインが二つ存在できないので、いったんwebサイトを止めて移管元のXSERVERから設定しているドメインを削除し、移管先のXSERVERにドメインを設定して移管作業に入る。

 手順

STEP.1
準備
移管がスムーズに出来るのかバージョン等の確認
STEP.2
移管元(XSERVER)でドメイン移管申請
移管元でドメイン移管申請を行う
STEP.3
ドメイン取得先(ムームードメイン)移管承認
承認する(承認依頼メールが来る)
STEP.4
バックアップ作成
今回は一度削除してから移管するのでしっかりバックアップを作成しなければいけない
STEP.5
移管先(XSERVER)に移管
DB情報を投入したり、webメールを使用していれば設定する

 STEP1 準備

・移管するもののバージョンを確認 今回はECCUBE2がバージョン等確認すべき事項でしたので、ECCUBE2のPHP、MySQL使用可能バージョンを調べました。一応対応はしているとのことでしたが、後にエラーになりました。。(;”∀”)一応エラーについてもどんな解決法があるのか簡単に解決できそうなものか、確認しておいた方が良いです。 ・移管に時間がかかるので一週間ほど余裕をもって行う

STEP2 移管元(XSERVER)でドメイン移管申請

下記手順で移管申請をする 移管するドメインによっては移管が不可能になる場合があるので、該当しないか公式サイトにて確認 参考 エックスドメインxserver   ・会員の方はログインして、メニューの【契約関連/サービスお申込み】に進む。非会員の方は上記参考サイトにてドメインの入力に進む。 ・移管(指定事業者の変更) ・移管したいドメインの入力 ・認証コードを入れてお支払いを済ませる 認証コードはドメイン取得先(ムームードメイン)で確認できます

STEP3 ドメイン取得先(ムームードメイン)移管承認

XSERVERからドメインの移管申請が完了したらムームードメインより下記のようなメールが来ますので承認をする

【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡   ムームードメインは、上記ドメインについて に他社 レジストラへのトランスファー申請を承りました。 トランスファー手続きにつきまして、他社レジストラへ移管をご希望の場合は 期日までに以下URLから承認のお手続きをお願いいたします。   【対応期日】 各種JPドメイン:本メール送信日時から168時間(7日)後まで JPドメイン以外:本メール送信日時から96時間(4日)後まで
参考 ドメインを他社へ移管したい。(『.jp』以外)ムームードメイン

 STEP4 バックアップ作成

下記バックアップを作成

  • DB(XSERVERからPhpMyAdminでエクスポート)
  • ファイル(WinSCP(Windowsのファイル転送ツール)とSSH)

 

  • DB(XSERVERからPhpMyAdminでエクスポート)

 

  • ファイル(WinSCP(Windowsのファイル転送ツール)とSSH)

WinSCPでファイルをローカルに転送させるとものすごく時間がかかるのと、途中でファイルが切れたりするという現象をたまに聞くので、SSHで該当ファイルを圧縮アーカイブさせ、WinSCPでローカルに転送させる。 XSERVERのサーバーパネルに行き、参考サイトの通りにSSH設定、秘密鍵を取得し、WindowsではTeraTermでSSH接続をする。XSERVERの下記公式サイトにとても詳しく書いてあるのでその通りに行う

参考 SSH設定XSERVER

・SSH接続し、下記コマンドをたたき、圧縮アーカイブする *パーミッションを保持するにはオプション p を付ける

tar cvzfp xxxxx.tar.gz ディレクトリ名

ls で圧縮アーカイブができたのを確認したらWinSCPでローカルに転送させる。

・念の為解凍して中身を確認

 

 STEP5 移管先(XSERVER)に移管

 

  • 移管元ドメイン削除
  • 移管先ドメイン追加
  • 移管先MySQL設定
  • (webメール)
  • データを移す

 

・移管元のXSERVERのドメイン設定より該当のドメインを削除する

・移管先のXSERVERにてドメイン設定

SSLはチェックを入れて、アクセラレータは後程エラーになったのでチェックを付けないほうが良いかも?

・MySQL設定

【データベース/MySQL設定/MySQL追加】でDBを作成し、【データベース/MySQL設定/MySQLユーザー追加】でユーザーを追加

【データベース/MySQL設定/MySQL一覧】のアクセス権未所有ユーザで先ほど追加したユーザーを選択し追加し、そのユーザーがアクセス権所有ユーザに移動したことを確認

【データベース/PhpMyAdmin】からバックアップでエクスポートした内容を移管先のDBにインポートする(ログインは先ほど作成したユーザー名とパスワードを入れる)

インポートからファイルを選択し、DBに投入

 

・webメールを使用している場合

早めに復旧した方が良いのでメールを先に移動させ、使用できることを確認します

解凍した中のmailディレクトリをローカルのバックアップからサーバーに移動させ、【メール/メールアカウント】からパスワードなどを設定する

 

・データを移す

データを移すのはパーミッションなどでエラーが出るので、圧縮アーカイブされたものをそのまま移動する

移動したものをSSHで接続し、解凍する

tar -zxvf xxxx.tar.gz

 

 

以上で完了です(´▽`*)

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